回顧録4

中学になるころには、もうすでに人生が苦行だった。 いつも、幼稚園時代を懐かしく思い出していた。 ピアノの先生が、いろいろなコンクールの審査員として全国を飛び回るようになり、大学でも授業を持つようになったことから、その先生の娘(桐朋大学出身)…

回顧録3

さて、小学校時代の続き。 4年生くらいにもなると、私はもう学校でもいっぱしに浮き始めてきた。 私は、男女の隔たりなく、わいわい遊ぶのが好きなタイプだったのだが、4年生にもなると、女子は男子をもう異性として見ているようで、子供時代を引きずって…

回顧録2

小学生の時の記憶。 私はド田舎に住んでいたので、学校まで歩いて片道4.5キロくらいあった。小学生の足で8時15分までに学校に着こうと思うと、6時45分に家を出なければならなかった。 近所の2年生と5年生のお姉さんに連れられ、ほぼ毎日(時々寝坊…

回顧録1

ストレスで眠れない日は、ブログを書くことにしている。 今回は、だれにでも書ける話題、ということで、自分の半生を振り返る回顧録を書き始めてみる。 一番古い記憶から記録していこうと思う。 保育園時代は、幸せな記憶しかなかった。(だいたいの人がそう…

少女革命ウテナ考(1)

この作品については、すでにいろいろと語り尽くされていると思う。 なので、私は、一番私が何度このアニメを観ても気になっている点に的を絞って書いていこうと思う。 その気になっている点(というか不思議に思う点)は、「なぜ樹璃さんほどの人が枝織みた…